イチローが足で存在感 二盗&三盗で1年ぶり1試合2盗塁 マ軍は連勝止まる

代打で出場、今季初1試合2盗塁で5盗塁目

 マーリンズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)の本拠地メッツ戦で代打で出場し、“足”で存在感を発揮した。7回に代打で出場し、二盗と三盗に成功。1試合2盗塁は約1年ぶりで今季5盗塁目となった。一方、この日快音は残せず、メジャー通算2965安打で3000安打までは残り35本と変わらず。マーリンズは2-6で敗れて連勝は3でストップした。

 前日2安打を放つなど走攻守で活躍したイチローだが、この日はベンチスタート。出番が巡ってきたのは2点ビハインドの7回だった。

  1死一塁の場面で相手先発右腕シンダーガードの前に二ゴロに倒れたが、併殺を免れ、一塁へ。すると直後に二盗を成功させると、一、二塁からダブルスチールで三盗にも成功。二、三塁とチャンスを広げた。ディートリッチが三振に倒れて得点には至らなかったが、ベテランが見せる走塁に本拠地も沸いた。その後は守備に就かず交代した。

 イチローの1試合2盗塁は今季初で、昨年5月3日のフィリーズ戦以来、約1年ぶり。前日2日に日米通算700盗塁の金字塔にも到達しており、42歳にしてなお高い走塁技術と脚力を見せ続けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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