日ハム大谷、日本最速163キロは「失投」!? 「未知のスピードではない」
さらなる球速アップへ「6月に入ったばかりですし、まだまだこれから」
――打撃では5番スタメンだった。
「5番なので初回に回ってくる。いつもと変わらずにいけました」
――15試合連続安打を記録するなど1安打1打点。投打で評価できることは。
「4回満塁に抑えたところと犠牲フライを打てたことが良かった。今日は犠牲フライですね。セ・リーグで相手のことも、よく分からない。その中で、1本犠牲フライを打てた。(6番の)陽岱鋼さんにつなげる気持ちでいったのが良かったと思います。4回ゼロでいけたのは巨人側から嫌なことだと思う」
――「6番・投手」で先発し、猛打賞をマークした5月29日の楽天戦(コボスタ)では打撃練習を行わなかった。
「今日はベンチ裏でティー打撃はしてました。状態もそんなに悪くない。前回はデータは見なかったですけど、今回は2日前から、高木さんの映像をしっかり見ていた。それが良かったと思います」
――100点満点なら。
「最後ベースカバーのミス(9回1死一、二塁でクルーズの一ゴロで一塁カバーに入らなかった)があったので。70点ぐらいですかね」
――球速はまだ伸びるか。
「世界には投げている人もたくさんいますし、そんなに未知のスピードではない。6月に入ったばかりですし、まだまだこれから。球速は別として投球の状態は良くなると思います」
――今後へ向けて。
「6連戦が続く中で9回を投げ切れたのは良かったです。こういう試合を増やし ていきたい。あとは投球を助けられる打撃が出来れば」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count