ドジャースのクロフォードが戦力外 通算480盗塁はイチローに次ぐ現役2位

ドジャース指揮官「残念ながらパフォーマンスは戻らなかった」

 ドジャースにはピーダーソンやプイグなど若手外野手が多く、激しいポジション争いが繰り広げられていた。契約は来年まで残っているため、ドジャースは今季の残り約1700万ドル(約18億円)と来季年俸の2180万ドル(約23億円)を支払うことになる。

 ドジャースのロバーツ監督は「彼に近い人物は、思い通りのパフォーマンスをする体に戻らず、フラストレーションを溜める姿を見てきた。残念ながらパフォーマンスは戻らなかった。チームにとって何がベストか考え、決断しなければならなかった」と苦渋の決断であったことを明かしたという。

 レイズ時代のGMで、現在ドジャース球団社長のフリードマン氏は「カールは球界屈指のダイナミックな選手だった。だが、選手は誰もがキャリア終盤になると以前のようには動けなくなり、それが大きな影響を及ぼすようになる。彼は自分が知る中でも無類の練習好きだった。簡単な決断ではなかったが、カールはプロらしく対応してくれた」と話したと、球団公式サイトは伝えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY