イチローの華麗な捕球は右翼手の“お手本”!? ジャンプは「最高のタイミング」

「彼は優秀な外野手なので、イメージ通りのプレーができている」

「イチローの守備を見るにつけ、多くの右翼手はボールを追う時にあまりに速いタイミングでジャンプしてしまいがちです。だから、フェンス際に十分近づいてキャッチができません。彼は優秀な外野手なので、イメージ通りのプレーができます」

 メジャーの右翼手にとっても、イチローのプレーはまさに“お手本”になるといったところか。マーリンズはその裏の攻撃で1点を先制し、そのまま勝ちをつかんだ。1-0での勝利だっただけに、イチローの美技は試合の行方を左右するビッグプレーとなった。

 敵地ニューヨークでも美技を称賛されたイチローはこの日、8回に遊撃内野安打を放ち、4打数1安打。メジャー通算2966安打とし、3000本の金字塔まで「34」、日米通算では4244安打でメジャー最多安打を誇るピート・ローズ氏の記録まで「12」と迫った。打率は.313となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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