ロッテドラ2関谷、粘投球で新人対決制す 「幕張の鉄人」には「恐れ多い」

際どい判定にも「切れたら終わり」

 日大三―明治と直系の2年後輩。「あいつだけには打たれたくなかった」。

 速球、カーブ、チェンジアップでカウント1-2と追い込み、三振をとりにいった内角速球はコース一杯に決まったかにみえたが判定はボール。「切れたら終わりと思った」。ファールで粘られたが、最後は真ん中低め、キレ最高の144キロ速球で見逃し三振でピンチを脱した。

 顔も金本監督と似ていることから、試合前から鉄人対決と騒がれ「メディアさんが盛り上がっているが、正直かんべんしてほしい」と首をすくめた。

 この日のお立ち台でも、インタビューアーから「自己紹介も兼ねて、幕張の鉄人と呼んでいいすか?」と言われると「それは恐れ多いです。またお立ち台に立てるように頑張ります。関谷でした」と答え、スタンドの爆笑を誘った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Coun

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