守護神休養も岩嵜が好救援 SB工藤監督「腕を振りさえすれば抑えられる」

「交流戦でシーズンが終わるわけじゃない」も…巨人に勝ち越せば首位固めに

 先発の中田を5回で降板させたことについては「(調整で)今やっていることもあるし、ブルペンの回数も増えている。今日も疲れが取れない状態で投げていたので、早く交代させようと思った」と、コンディションを考慮しての降板だったことを明かした。

 また、初回の鮮やかな逆転劇については「柳田くんがタイムリー、内川くんが犠飛を打ってくれたから相手のペースにならずに済んだと思う」と振り返った。

 これでソフトバンクは貯金22。巨人が逆転負けしたことで、交流戦の首位に立ったが、「そこはあまり考えないで次のカードもしっかりと勝ち越すこと。交流戦でシーズンが終わるわけじゃないからね」と、工藤監督はいつもの決め台詞で会見を終えた。

 とはいえ、10日からの巨人戦に勝ち越せば、それは交流戦の首位固めにも直結する。“2年連続の交流戦勝率1位”が見えてきた。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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