楽天期待の新人・茂木が挑む約半世紀ぶりの快挙とは!?

パ新人王は投手が主流、最近20年で野手受賞は3度だけ


イーグルス・今江選手・茂木選手のヒーローインタビュー動画。2016/5/11 東北楽天ゴールデンイーグルス 対 埼玉西武ライオンズ【動画:パ・リーグTV】

 まだまだ気が早いが、当然これだけの成績を残すと気になってくるのが、新人王獲得なるか否か。ここ20年間のパ・リーグにおいて、野手が新人王を獲得したのはたったの3人だけで、それ以外の17年は投手が新人王を獲得している。野手が新人王のタイトルを獲るのは非常に困難であり、それだけの価値があるということがお分かりいただけるだろう。ちなみに、その3人の新人王獲得時の成績は以下の通り。

【1996年 金子誠 (日本ハム)】
打率.261、103安打、4本塁打、33打点、15盗塁、38犠打

【1997年 小坂誠 (ロッテ)】
打率.261、130安打、1本塁打、30打点、56盗塁、38犠打

【1998年 小関竜也 (西武)】
打率.283、91安打、3本塁打、24打点、15盗塁、27犠打

 上記した3選手の成績を野手の新人王獲得への一つの基準だとするのであれば、茂木選手がもしこのまま順調に数字を伸ばしていけば、新人王獲得に十分値する結果となる。野手で新人王獲得となれば1998年の小関竜也選手(当時西武ライオンズ)以来18年ぶり、さらに「大卒野手1年目での新人王獲得」となると、1969年の有藤通世氏(当時ロッテ)以来、47年ぶりの快挙となる。

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