広島ドラ1岡田、遠いプロ初白星 7戦中5戦でQSも…打線の平均得点は2.7

7回無失点も2番手ヘーゲンズが打たれて逆転負け、“7度目の正直”ならず

 広島のドラフト1位右腕・岡田明丈投手(大商大)が“7度目の正直”もならなかった。11日、敵地での楽天戦に先発し7回を7安打無失点と好投したが、降板した8回に2番手ヘーゲンズが打たれて逆転負けを喫した。

 140キロ後半の力のあるストレートで強気に攻めた岡田。3回は無死から新人の足立、オコエに連打を許したが、岡島、藤田、茂木の上位打線をきっちりと打ち取った。

 7回中4イニングで先頭打者を出塁させ、2回以外は毎回走者を背負ったが、要所ではストレートとスライダーで凡打を打たせてしのぎきった。

 しかし、呪われているかのように白星が遠い。この試合が7度目の先発だが、うち5試合ではクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以下)を達成している。過去6試合の登板は以下の通りとなっている。

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