SB工藤監督、両リーグ最速40勝到達に「1試合1試合どうやって勝つのか」

今季4度目の6連勝、カギは「リードしていても誰も安心していない」

 今シーズン60試合目にあたる12日の巨人戦に勝利したソフトバンクは、両リーグ最速で40勝に到達した。40勝15敗5分で勝率.727。6連勝をマークしたのは今季4度目。もはや強さの次元が違うといっても過言ではないだろう。それでも、工藤公康監督は“1試合ごとの積み重ね”だと強調する。

「選手みんなの1試合に対しての『勝ちたい』という気持ちが、結果につながっている。これだけ貯金があっても、リードされた試合でも『1つくらい(負けても)いいか』ではなく、『追いつくんだ、逆転するんだ』と最後まで諦めない気持ちを出してくれる。

 今日(12日)の試合でも、8回に追い上げられた後に、ベンチでは『1点取ろう』という言葉が出ていた。リードしていても誰も安心していないし、そういう隙を見せると相手につけ込まれる。最後の3アウト目を取るまで、とにかく隙を見せないことが大事」

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