阪神ルーキー青柳力投も援護なし 投手コーチは評価、指揮官貧打嘆く

低調な打線、オリックスに散発3安打

 関西ダービー第2ラウンドを制したのはオリックス。阪神は15日のオリックス戦(甲子園)で1-5で敗戦。12安打を放ち連敗を5で止めたオリックスとは対照的に阪神は散発3安打1得点と貧打に泣いた。

 得点は4回に新井の犠飛のみ。あと1本が出ず、11試合連続本塁打なしと低迷する打線に金本監督も「これではどうしようもないね。打つ方が打たないと。若い選手はもっと能力があると思うけど、配球とか考えないと」とコメントを残した。

 先発のドラフト5位ルーキー・青柳は甲子園初マウンドで5回無失点の力投。それでも課題だった左打者に全ての安打(5安打)を許し「以前から課題にしていた左打者への投球は改善しないといけないです。3回以降は、ヒットは打たれましたが四死球を出さなかったことはよかったと思います」と反省を口にした。

 打線の援護がない中で粘り強い投球を見せた右腕に香田投手コーチも「あの回までよく投げた」と評価。1週間後は交流戦明けとなるため登板機会はないがチャンスを生かした右腕は今後も先発ローテに割って入ってくるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY