4勝目の田中将大、8回1失点の快投に「タナカが牽引」と地元紙絶賛

「テンポよくアウト」を重ねて、防御率は2.91まで低下

 久々の援護点を受けた田中だが、記事によれば「もちろん、気持ち的には楽な部分はありましたけど、ピッチャーとしては失点はどういう状況であってもしたくないので、しっかり抑えていこうと思いました」と通訳を介して話し、決して気を緩めることはなかった様子を伝えている。地元紙「NYポスト」電子版では、この日で20勝47敗と大きく負け越すツインズを皮肉りながら「ツインズのやる気のない打線を相手に、田中は悠々と渡り歩いた」と表現し、快投の様子を伝えた。

 悪天候のために試合開始が35分遅れるアクシデントもあったが、そんなことは少しも感じさせなかった田中。米メディアの会見では「なかなか最初の方の回はリズムがつかめなかったですけど、リズムができてからはテンポよくアウトが取れてよかったです」とチームの勝利を喜んだそうだ。

 5月27日レイズ戦以来4試合ぶりの勝利で、防御率は2.91まで下がった。試合のない休養日が2日はさまるため、次回登板は24日(同25日)本拠地でのツインズ戦となる見込み。次回もチームを勝利に導く投球を期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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