日ハム大谷、8回無失点&今季最多12Kで5連勝 最速161キロに積極走塁も

投手では快投で6勝目、野手では4試合連続安打に3出塁

 日本ハムの大谷翔平投手が19日の中日戦(ナゴヤドーム)で「5番・投手」で先発。最速161キロの剛速球を武器に8回2安打無失点、今季最多12奪三振の快投で、自身5連勝となる6勝目(4敗)を挙げた。野手としても4試合連続安打に積極果敢な走塁を見せた。

 奪三振ショーで沸かせた。初回2死一、三塁でナニータからスライダーで空振り三振。2回は堂上と杉山から、3回は大島、荒木から空振り三振を奪った。

 4回はナニータ、5回は吉見を三振に斬り、6回はビシエドから157キロ直球で見逃し三振を奪った。7回はエルナンデス、堂上を2者連続K。毎回12奪三振。2桁奪三振は今季5度目だった。

 バットでは2回1死の中前安打で4試合ぶりの安打をマーク。両軍無得点の6回2死一塁ではレアードの左翼線二塁打で一気に先制のホームへ踏んだ。

 1点リードの8回1死満塁では左腕・小川から5戦ぶり打点となる押し出し四球を選んだ。2桁本塁打はお預けとなったが、3出塁でチームに貢献した。

 9回は増井が2点を失うも最後はマーティンが締め、チームは3-2で勝利して同一カード3連敗を阻止。ソフトバンクが阪神に勝ち、この試合で敗れれば自力Vが消滅するプレッシャーのかかる一戦。リアル二刀流選手としてフル回転した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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