大谷翔平、投打で活躍も栗山監督“激怒”のワケ 「好投? 関係ないね!」

レアードも「捕手用のレガースを付けさせろ」

 大谷は右スネの半分を覆うレガースを使っているが、自打球はくしくもレガースで覆われていないところに直撃。自打球を受けた瞬間に転がるようにこけ、一度ベンチへ治療。投球間にはテーピングで患部を圧迫するような処置を施したという。試合出場に大きな影響はでなかったが、栗山監督の顔は真っ赤にしたままだ。

「メーカーの担当者にも何度も話している。好投? 関係ないね! 負けられない試合? そんなの当たり前だ。コーチと話して、これからやってくれると信じています」

 4週連続の二刀流起用。投打による起用で体の負担は大きいが、すべては故障させないことを大前提としている。

「ルール上、あれ以上大きなのを付けられないんですか? (大谷のレガースは)小さいよ。レアードは『うちにとっては大事な選手。捕手用のレガースを付けさせろ』って言ってきた。(大谷が)速く一塁まで走りたい気持ちも分かる。でも、何が一番大事なのか。どれだけみんなが心配するか」

 首位・ソフトバンク追撃へ大谷のフル回転は欠かせない。6勝目&好走塁をそっちのけで栗山監督は熱く訴えかけた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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