岩隈久志、5回途中5失点で6敗目 3被弾&自己ワースト11安打 マ軍は5連敗

マリナーズはついに貯金「0」に

 マリナーズの岩隈久志投手が22日(日本時間23日)の敵地タイガース戦で3被弾を許すなど5回途中11安打5失点で6敗目(6勝)を喫した。一時、レンジャーズとア・リーグ西地区首位争いをしていたマリナーズは1-5で敗れて5連敗。36勝36敗とついに貯金を使い果たした。

 岩隈は初回2死走者なしから3番カブレラにレフトへソロ弾を浴びて先制点を献上。さらに2回2死一、二塁からラストバッターのイグレシアスに左翼・青木の頭上を越える二塁打を許して2点を奪われた。

 3回は無失点に抑えたものの、4回先頭の7番モヤにライトスタンドへ被弾。その後2死二、三塁からカブレラを敬遠し、4番V・マルティネスを見逃し三振に仕留めたものの、5回2死から再びモヤにレフトへ被弾した。

 直後、四球と味方のエラーで一、二塁となったところで降板。マリナーズ打線も5回に押し出し死球で奪った1点止まりでチームは5連敗を喫した。

 岩隈の5失点は今季ワーストタイ。被安打11は自身メジャーワーストで、防御率は4.45となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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