四国IL選抜きっての「いぶし銀」 北米遠征でも「2番」極め、後期&ドラフトへ

「2番」として、結果とスピード感を出し続ける

――本当にどんな時でも笑顔で声を出して、チームをまとめていますよね?

「そう言っていただけると嬉しいです。北米遠征2回目の選手が率先して動いていること、チームワークも昨年はカナダラウンドに入ってからようやく『チーム』になれた感じでしたが、今年は早い段階からチームになっている感じはありますね」

――そうなれた一因として「ホームステイ」もありますか?

「はい。昨年は試合に入る以前の食事面や私生活で苦労しました。その部分で今年はホームステイがあったことで、試合以外の入り方がすごく楽に入れたんです。いい感じで野球をする要因となっています。ホストファミリーの皆さんとも一生のお付き合いになると思っています」

――この北米遠征が終われば後期、そしてドラフトと続いていきます。その到達点を目指すため、四ツ谷良輔内野手の既存の価値観にとらわれずチャレンジする「KABUKI SPIRITS!」とは?

「今年の北米遠征で掲げていることも『何としても結果を出す』。シーズンでも結果を出すことを目標にしています。その上で何か1つ一番になること。積極的な走塁、球際での守備で投手を元気づけることなどで貢献していきたいです。

 そして『2番』へのこだわりですね。チームでも北米遠征でも2番を今は打たせていただいていますが、目立たなくても自分が犠牲になること。そこがチームのためになると同時に、最終的に自分のためになると思っています」

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