阪神・福留が日米2000安打到達 広島・新井から花束贈られる

敵地で万雷の拍手

 阪神の福留孝介外野手が25日の広島戦(マツダスタジアム)で日米通算2000安打を達成した。

 6回2死二塁。新人・岡田の真ん中低めの138キロ直球を強振。一二塁間へ鋭く飛ぶ打球に名手の二塁・菊池が飛びついたが、ボールがグラブからこぼれた。スコアボードにHマークがともり、快挙達成が知らされた。

 一塁ベースへ到達すると、かつてチームメートで4月26日のヤクルト戦(神宮)で2000安打を達成した広島・新井貴浩から花束を渡された。敵地・マツダスタジアムだったが、万雷の拍手に包まれた。

 プロ初安打は中日時代の1999年4月4日の広島戦(ナゴヤドーム)の7回、紀藤からの右中間二塁打。日本球界で1502安打、米球界で498安打。日米通算2000安打を達成した日本人選手はイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、中村紀洋、井口資仁に次いで6人目となった。

 プロ18年目。39歳のベテランが節目の記録に到達した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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