広島が22年ぶり10連勝、巨人借金3、オリ大城凱旋お立ち台…28日のプロ野球

日本ハムは6連勝、オリックスは6連敗でストップ

 プロ野球は28日、各地で5試合が行われた。広島がヤクルトを3-2で下し、1994年以来、22年ぶりの10連勝を飾った。先発の野村が7回2失点で自身5連勝、リーグトップの9勝目を挙げた。ジャクソン、中崎も安定感のある投球。打線もルナからの4連打で2点を奪うなど、効率よく得点した。

 中日はエース大野が巨人打線を完封。5-0で勝利し、5勝目を挙げた。福田が巨人先発の田口から試合を決める3ランを放つなど援護した。連敗を4で止めた。巨人は1番橋本、2番山本の若い1、2番で打線を組んだ。3連発を放ったギャレットにも期待がかかかったがそれぞれ無安打に終わった。チーム全体でも3安打に封じ込まれ、借金3となった。

 阪神はDeNAに5-3で勝利。先発のメッセンジャーが5回まで完全投球。7回2失点で7勝目をマーク。メッセンジャーの後を藤川、ドリスとつないで、DeNAを振り切った。打っても西岡の左越え適時二塁打、高山の中犠飛、ゴメスの左前適時打、北條の中犠飛などで加点した。DeNAは5回までメッセンジャーに9奪三振されるなど、先発した選手が全員三振を喫した。6回に代打・山下や桑原がタイムリーで意地を見せた。

 日本ハムは西武を3-0で下し、6連勝をマークした。初回は4番の陽岱鋼、4回には西川の犠飛などで加点した。吉川は6回途中無失点で5勝目を挙げた。西武は3連敗となった。 

 オリックスは楽天を3-2で下した。福良監督の56回目のバースデーを白星で飾った。先発の西が3勝目。沖縄では54年ぶりのパ公式戦開催となった。地元出身の大城が先制の犠牲フライを放ち、活躍。二遊間で5失策するミスもあったが連敗を6で止めた。楽天はオコエが犠飛を放ったがあと1本が出なかった。

【セ・リーグ】

◇巨人0-5中日(東京ドーム)
勝 大野(5勝2敗)
敗 田口(3勝6敗)
HR【中】福田2号3ラン、ナニータ7号ソロ

◇広島3-2ヤクルト(三次)
勝 野村(9勝2敗)
敗 山中(3勝6敗)
S 中崎(16セーブ)
HR 【広】田中7号ソロ【ヤ】雄平7号ソロ、大引4号ソロ

◇阪神5ー3DeNA(甲子園)
勝 メッセンジャー(7勝5敗)
敗 山口(5勝4敗)
S ドリス(4セーブ)

【パ・リーグ】
◇オリックス3ー2楽天(那覇)
勝 西(3勝8敗)
敗 塩見(4勝4敗)
S 平野(13セーブ)

◇日本ハム3ー0西武(札幌ドーム)
勝 吉川(5勝5敗)
敗 ポーリーノ(0勝1敗)
S マーティン(6セーブ)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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