初先発の日ハム斎藤佑、同点の5回途中にピンチ招き降板 2失点も白星ならず

大嶋と異色の早大バッテリーも…4回2/3を5安打2失点287日の白星は逃す

 日本ハムの斎藤佑樹投手が29日の西武戦(札幌ドーム)で今季初先発。大嶋匠捕手と異色の早大バッテリーを組んだが、同点の5回2死一、二塁のピンチを招いたところで降板。今季初勝利はならなかった。

 低めの制球を軸に攻め、初回は3者凡退。2回は1死一、二塁としたが、渡辺を遊ゴロ併殺打に仕留めた。3回は2死三塁のピンチを招いたが、金子侑を三ゴロに抑えた。

 しかし、4回に連打を食らった。メヒアの中前安打、浅村の左翼線二塁打で1死二、三塁とされると、栗山の中前2点打で同点に追いつかれた。5回に先頭・永江の中前安打、森の四球で2死一、二塁としたところで降板。低めを丁寧に突く投球だったが、4回2/3で87球、2奪三振4四死球、 5安打2失点だった。

 今季1軍では中継ぎだったが、初先発のチャンスをつかんだ。大嶋との異色バッテリーだったが、287日ぶりの白星を逃した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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