イチロー連日マルチの大活躍に「喝采すべきこと」と米メディア

3000安打まで残り「12」、チーム敗戦の中にも光明をもたらす働き

 マーリンズのイチロー外野手が29日(日本時間30日)に敵地タイガース戦で「1番・DH」でスタメン出場し、2試合連続のマルチ安打を放った。これでメジャー通算2988安打とし、3000安打に残り「12」とした。マーリンズは3-10で敗れて2連敗となったが、MLB公式サイトでは背番号「51」の活躍を「喝采すべきこと」と報じている。

 4試合連続の先発出場となったイチローは、初回の第1打席で相手先発左腕ノリスに空振り三振を喫したが、3点を追う2回2死三塁の場面ではセンター前に鮮やかなタイムリーヒットを放った。

 5点ビハインドの8回2死走者なしでは、3番手左腕ライアンの4球目を捉えてセンター前に弾き返した。イチローはこれで2試合連続、今季16度目のマルチ安打となった。

 記事では、42歳ベテランの活躍ぶりを「イチローの3000本への旅」という小見出しで特集。この日は残念ながら黒星だったマーリンズだが「打撃面で喝采すべきことがいくつかあった」とし、中でも「イチロー・スズキが2安打し、メジャー通算2988安打とした。MLB史上30人目の3000安打までわずか12本と迫っている」と、カウントダウンが一気に進んだ様子を伝えている。

 前日にサム・ライスを抜いて、通算安打数では歴代単独30位に浮上したイチローだが、次に迫るのは通算3000安打を誇るロベルト・クレメンテ(元パイレーツ)。1972年大晦日、ニカラグアで起きた大地震の被災者に物資を届ける際、飛行機事故で亡くなった伝説の人物まで、あと12本と迫っている。

 この日で今季16度目のマルチ安打を達成したイチローは、打率.342と好調を維持し続けている。敗戦の中でもその奮闘と金字塔への歩みは、マーリンズにとって光明となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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