9連勝の日ハム栗山監督、快投の有原を「エース格」と絶賛 大谷は「別物」

有原は「エース格の投げ方」、大谷は「打っているから別物」

 チームには昨季リーグ投手タイトル3冠に輝いた大谷翔平がいる。日本最速163キロの剛速球を投げる球界のエースだが、栗山監督は有原を「エース」と言った。

「今年はなかなか先発と中継ぎが出遅れて、開幕の時に『さぁ、これで』と準備できてなかった時に、ずっと有原が救ってくれた。エース格の投げ方で。投手のエースを作らないといけないのはチームの課題だった。翔平は打っているので別物。そういう意味で、すごく前に進んでくれた」

 これまで、栗山監督はどんな完璧な投球を見せても、大谷をエースと呼んだことはない。それだけ、この日の2年目右腕の快投は嬉しかったのだろ う。

 3日は二刀流・大谷が先発する。栗山監督は「明日は何が何でも勝たないといけない。これまで福岡ではね返されてきたから」と3連勝へ鼻息は荒い。ソフトバンクとは7.5ゲーム差。若き2枚看板の躍動すれば、チームの大逆転リーグVへの道も見えてくる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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