美技に無失点投球 上原&田澤の貢献にレ軍監督「とてつもない仕事」

1点差死守に貢献した日本人コンビをファレル監督も称賛

 レッドソックスの田澤純一、上原浩治両投手が1日(日本時間2日)の本拠地エンゼルス戦で救援登板し、5-4の勝利に貢献した。ジョン・ファレル監督は7回と8回を無失点に抑えた日本人コンビの活躍に「とてつもない仕事」と絶賛している。

 1点リードの7回、田澤がマウンドに立った。先頭のカルホーンをセンターフライに打ち取ると、トラウトには左前打を浴びたが、プホルスをライトフライに。その後、マルテに四球を与えるもナバを空振り三振に仕留め、無失点で切り上げた。

 8回に登板した上原は先頭のクロンをライトフライに打ち取ったが、続くギアボテッラのセンター方向への打球を左翼がつかみきれずに後方へ。この間に走者は一気に三塁へ到達する不運もあった。

 しかし上原は1死三塁のピンチにも崩れなかった。ペレスのスクイズに素早く反応。捕球後、そのまま捕手にグラブトスを決め、同点の危機を防いだ。本拠地フェンウェイパークのスタンドに大歓声が沸き起こる美技となった。

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