日米共通? オールスターは「野球の価値」を高める絶好のチャンス

日本は7月15&16日、メジャーは同13日にオールスター開催

 日本のプロ野球は、オールスター開催を7月15日(福岡)、16日(横浜)に控えている。7月4日の監督選抜選手の発表を残しているが、すでにファン投票と選手間投票での選出選手が発表され、首位の福岡ソフトバンクからは12球団トップの得票数となった柳田悠岐選手など、計5選手が選出。独走中の勢いを見せつける形となった。

 一方、メジャーリーグは7月12日(日本時間13日)に試合を開催予定だ。メジャーのオールスターの試合は平日の夜開催となるが、ファンフェスタなどの催しは週末から開催されている。さまざまなイベントで彩られた開催地は大いに盛り上がる。「ファンフェスタ」には開催地の球団(今年の場合はサンディエゴ・パドレス)を中心に、球団の歴史を築いてきた往年のレジェンドらが子供たちへのクリニックやサイン会などを開催する。

 今回の顔ぶれで言うと、7度オールスターに選出され、通算601セーブを記録したトレバー・ホフマン氏、オールスターに12度選出されて背番号「31」がパドレスの永久欠番となり、野球殿堂入りしているデーブ・ウィンフィールド選手など、豪華な元パドレスの面々が名を連ねる。

 ファンフェスタだけでなく、野球ファン以外でも楽しむことができるスポンサー企業主催の音楽祭などもオールスター期間中は開催される。野球を見て楽しむオールスターだけでなく、この期間中は健康促進を考える「オールスター・フィットネスウィークエンド」 週間と掲げていて、今年は初めてMLB主催のヨガイベントも開催予定だ。

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