岩隈&李に「A-」高評価、青木は「F」と明暗 米メディアがマ軍前半戦総括

李大浩は新人王候補!? 「打率とパワーで実力発揮」

 前半戦を打率.288、12本塁打、37打点で終えた韓国人スラッガーは寸評で「韓国と日本で活躍を続けてきた34歳の李は、ア・リーグの新人王争いに絡む一人だと認識されるべきだ。当初はリンドとの併用を期待されていたが、打率(.288)とパワー(12本塁打)で実力を発揮し、ラインナップによりコンスタントに名を連ねる存在となっている」とレポートされている。

 一方、先月24日に自身初のマイナー降格となった青木宣親外野手の評価は「F」。今季は「1番・左翼」のレギュラーでスタートしたが、打率.245、1本塁打、11打点と伸び悩んだ。今回の特集では「3Aの打者」との言葉が添えられており、今季開幕前に主力として期待された日本人コンビの評価は明暗が分かれている。

 チーム最高の評価を受けたのはロビンソン・カノ内野手で「A+」。続いてネルソン・クルーズ外野手が「A」と続いており、「A-」以上の評価を受けたのは7選手。うち先発投手は岩隈ただ一人となっている。

 マリナーズは今季ア・リーグ西地区で一時レンジャーズと優勝争いを繰り広げたが、徐々に失速。45勝44敗の地区3位で前半戦を折り返している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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