ジーター引退が影響? ヤンキースが米経済誌の資産価値番付で全体4位転落

時代はNFL? “金持ち”ヤ軍が野球1位キープも全体4位転落

 米経済誌「フォーブス」は、毎年恒例の「世界で最も価値のあるスポーツチーム50」という企画を行った。田中将大投手が所属するヤンキースは、今年も”ジーター・ロス”から回復できないまま、前年度2位から4位に順位を下げた。

 ヤンキースの今季の価値は34億ドル(約3502億円)で昨年比で6パーセント価値を高めている。世界リッチチーム50傑に、7球団を送り出したMLBでトップの座を守ったが、昨年の2位から順位を下げた。その理由として、2014年に現役引退したデレク・ジーター元内野手の影響が大きい、と分析されている。

 記事によると、ジーター氏引退後、1年目の昨季はプレーオフ進出に成功する一方で、入場者が5.5パーセント減少。「ジーター・ロス」の煽りを受け、トップ3の座から陥落したという。それでも年間入場者数は320万人を数え、ア・リーグでトップの集客数だった。

 今回世界で最もリッチなスポーツチームに輝いたのは、NFLダラス・カウボーイズ。昨年比25パーセントアップの40億ドル(約4120億円)の資産価値と算出されている。2位はサッカーのスペイン強豪レアル・マドリードの36億5000万ドル(約3760億円)で、2013年以来守ってきた首位の座を失った。3位には同じくサッカーのスペイン強豪バルセロナが35億5000万ドル(約3656億円)と資産評価されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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