ダルビッシュ、今季初黒星も地元紙は上々評価、復帰登板は「印象的だった」

立ち上がりは圧巻の5者連続K

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が16日(日本時間17日)の敵地カブス戦で復帰登板に臨み、5回途中を2安打9奪三振4四球、2失点で今季初黒星(2勝)を喫した。6月8日(同9日)のアストロズ戦以来となる今季4試合目の登板に地元紙「スター・テレグラム」電子版は「ダルビッシュの投球はよかったが、レンジャーズは再び敗戦」との見出しで速報した。

 ダルビッシュは昨年開幕前に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を実施。その後リハビリを経て今年5月28日(同29日)のパイレーツ戦で復帰を果たした。以降、3試合に先発し、2勝0敗、防御率2.87と上々のスタートを切ったが、6月8日のアストロズ戦を最後に右肩の違和感のために故障者リスト(DL)入りした。

 迎えた復帰戦。今季好調のナ・リーグ中地区首位・カブスを相手に初回いきなり四球を与えたものの、2番ブライアントから5者連続三振を奪う圧巻の立ち上がり。しかし1点リードの3回2死一、二塁から3番リゾに右翼線へ逆転の2点二塁打を浴び、1点ビハインドの5回途中に降板した。

 結果的に今季初黒星を喫し、防御率3.15に。それでも90球を投げた復帰登板に地元紙は「DLから戻った最初の登板でダルビッシュは印象的だった」とレポートした。

 レンジャーズは打線が1得点のみで1-3で敗れ、後半戦は連敗スタート。前半戦から4連敗となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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