イチロー今季18度目マルチで2996安打&3000本まで「4」チームは快勝!

快足生かした遊撃内野安打と一二塁間を破る右前打で勝利に貢献

 マーリンズのイチロー外野手が21日(日本時間22日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・ライト」で4試合ぶりに先発出場し、今季18度目のマルチ安打で勝利に貢献した。快足を生かした第2打席の遊撃内野安打に続き、第5打席で右前打。これでメジャー通算は2996安打となり、史上30人目となる3000安打の金字塔まで残り「4」と迫った。チームは先発コーラーが好投を披露し、9-3で快勝した。

 スタントンに休養が与えられたこの日は、17日(同18日)カージナルス戦以来となる先発出場をした。0-0の3回2死走者なしで迎えた第2打席で、フィリーズ先発アイクホフの4球目チェンジアップを振った。投手脇を抜けた打球を遊撃手がなんとか捕球、一塁へ送球したが、イチローの快足がわずかに勝って内野安打となった。

 2本目の安打は第5打席。7-2の5点リードで迎えた8回1死一塁の場面で打席に立つと、フィリーズ3番手スタンフの投じた3球目スライダーを捉え、ライト前ヒットとした。その後、オズナの適時打でホームに生還した。

 この日は5打数2安打1得点の活躍で、打率は.343に上昇。少ない出場機会を最大限に生かして、偉大なる3000安打の節目までカウントダウンを進めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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