前田健太、6回途中2失点の好投&絶妙スクイズ、9勝目の権利を持って降板

2回から3イニング連続3者凡退、3回には絶妙スクイズで自らもセーフ

 今季9勝目を目指すドジャース前田健太投手が23日(日本時間24日)、敵地でのカージナルス戦に先発し、5回2/3を投げて5安打2失点だった。味方の大量援護に恵まれ、5点リードのまま勝利投手の権利を持って降板した。

 この日は初回から快調に飛ばした。1回1死からディアズに遊撃内野安打を許すも次打者を併殺。すると、2回から4回まで3イニング連続で3者凡退に斬る素晴らしい投球を披露した。

 5回に先頭アダムスに粘られ、フルカウントからの9球目スライダーを右翼席へ運ばれ、この日初失点を喫する。後続を3人で仕留めたものの、さらなるピンチが6回に待っていた。

 6回は先頭ロサリオを右前打と味方失策で二塁まで進めると、続くウォンにも右前打を許して、無死一、三塁のピンチを迎える。次打者ガルシアがセンターに犠飛を上げ、1点を返されると、2死一塁からピスコッティに右前打。2死一、三塁の場面で、5回に本塁打を浴びたアダムスを打席に迎えるところで92球で降板となった。7-2と5点リードのまま、勝利投手の権利を持って降板した。

 前田は5回2/3を投げて5安打3奪三振2失点(自責2)で、防御率は3.25。

 打席では、3回に無死一、三塁の場面でスクイズを敢行。相手野手が一塁カバーに入らず、自らも生き残る絶妙なバントを決めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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