青木宣親、今季初猛打賞で勝利に貢献 メジャー復帰後3戦で6安打と好調

3安打2打点2得点と大暴れ、同級生・岩隈の11勝目を好アシスト

 マリナーズ青木宣親外野手が23日(日本時間24日)、敵地でのブルージェイズ戦で今季初となる猛打賞を記録した。6打数3安打2打点2得点と大活躍。7月20日にメジャー昇格後、3試合連続安打と好調を維持している。

 最初の安打が生まれたのは、3点リードの4回無死満塁で迎えた第3打席だった。相手先発ディッキーと対峙すると、1ストライクから2球目ナックルボールをセンター方向へ弾き返した。遊撃トロウィツキーが懸命に捕球するも送球できず、内野安打で追加点を演出した。

 2本目の安打は5点リードの6回。無死一、三塁の好機に打席へ向かうと、ブルージェイズ3番手チャベスの2球目をライトへ運び、適時打とした。

 9回にも2死走者なしの場面で右前打を放って、今季初の猛打賞。この日先発を務めた同級生の岩隈の勝利を後押しした。

 今季マリナーズに新加入した青木は、リードオフマンとして期待されていたが、開幕から打撃不振が続き、6月24日にメジャー移籍後初のマイナー降格を経験。傘下3Aタコマで打撃復調に努め、16試合出場で打率.369、出塁率.440の好成績を残した。7月20日に約1ヵ月ぶりにメジャー復帰。リードオフマンとして、マイナーで取り戻した打撃の感覚を見せつけている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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