プロ初ホールド記録の日ハム大谷翔平に栗山監督「まぁまぁまぁ」と及第点

大谷の先発復帰については「投げた後の体の状態を見てから」と慎重

 日本ハムの栗山英樹監督が24日、約3年ぶりに中継ぎで調整登板した大谷翔平投手について、「まぁまぁまぁ」と及第点を与えた。

 大谷は1点リードの6回から約3年ぶりのリリーフ登板。先発登板へ向けた調整登板は先頭のT-岡田の中越え二塁打などで1死一、三塁のピンチを招いたものの、モレル、若月をフライで打ち取った。1回を17球、1安打1四球で無失点。直球最速は156キロ。チームは2-3で逆転負けしたものの、プロ初ホールドのおまけも付いた。栗山監督は、どう見たか。

 「まぁまぁまぁ。指は大丈夫そうだね。安心? まぁまぁまぁ。久々でフォームもばらついていた。今日はボールが投げられるかどうかだったから」

 10日のロッテ戦(札幌ドーム)で右手中指のマメをつぶした。ファン投票で選ばれていた15、16日のオールスターでの登板を回避。剛腕の先発復帰については「(今後は)投げた後の体の状態を見てから」と話すにとどめた。

 この日の敗戦で、首位・ソフトバンクと4.5ゲーム差に広がった。26日の西武戦(西武プリンスドーム)から6連戦が5週続く。

 「ここが勝負所。チームが下にいる以上、ここから目いっぱい行きまくるしかないので。1試合1試合、目いっぱい行きます」

 大谷の先発復帰で逆転Vへ弾みを付けたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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