イチロー代打で空振り三振 3戦連続ベンチスタート、3000安打へ「4」のまま

また本拠地は大歓声も…3戦連続1打席のみでカウントダウン進まず、マ軍は痛い敗戦

 マーリンズのイチロー外野手は24日(日本時間25日)、本拠地でのメッツ戦に代打で出場し、空振り三振に終わった。チームも同地区メッツに0-3で痛い敗戦を喫し、1勝2敗と負け越し。イチローはメジャー通算2996安打で、3000安打の金字塔へ残り4本のままとなっている。

 3試合連続ベンチスタートのイチローは、1点を追う7回1死走者なしの場面で、中継ぎ右腕フェルプスの代打で登場。本拠地は大歓声に包まれた。前日に続いて「イチローコール」も起こったが、右腕ロブレスに1ボール2ストライクと追い込まれると、最後は外角低めへの96マイル(約155キロ)の直球に空振り三振。このまま交代して3試合連続で代打の1打席のみに終わり、偉業へ向けて足踏みとなった。

 イチローは21日(同22日)の敵地フィリーズ戦に先発して2安打を放つも、本拠地に戻って迎えた同地区のライバル・メッツとの3連戦はすべてベンチスタート。前日までの2試合も代打で出場すると、本拠地には地鳴りのような歓声が沸き起こっていたが、カウントダウンを進めることは出来なかった。3000安打へ残り4本のままで、打率は.337となった。

 マーリンズは先発ウレナが3回にレイエスのタイムリーで1点を先制されると、8回には中継ぎ右腕バラクロウが痛恨の2失点で、0-3と敗れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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