岩隈久志、3回5失点の乱調で7敗目 60球で降板、防御率は再び4点台に

チームはカブスに大敗

 マリナーズの岩隈久志投手は29日(日本時間30日)、敵地でのカブス戦に先発し、3回8安打5失点の乱調で7敗目(11勝)を喫した。マリナーズはメジャー最高勝率を誇るカブスに1-12で完敗した。

 岩隈は初回、1死からブライアントに二塁打を浴び、ゾブリストに四球を与えるなど2死一、三塁とピンチを背負う。しかし、ここはラッセルを中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 しかし、2回は先頭バエスの当たり損ないのゴロが投前内野安打となると、続くロスにはレフトへのヒットを許す。相手先発レスターに犠打を決められて2死二、三塁とピンチが広がり、コグランには2点タイムリーを浴びた。さらに、ブライアントにもタイムリーを打たれ、3点を先制された。

 3回も先頭のゾブリストに二塁打を許すと、ラッセルは空振り三振に仕留めたものの、ヘイワードには右中間への2ランを被弾。さらに、バエスにはライトへのヒットを打たれたが、ロスを中飛、レスターを空振り三振に打ちとって3アウトとした。

 球数は60球だったが、岩隈はこの回限りで降板。60球でストライクは40球。防御率は4.21と再び4点台まで悪化した。

 マリナーズは中継ぎ陣も崩れ、1-12で完敗。岩隈に7敗目がついた。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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