アーロン、ジーター、モリター…イチロー金字塔に名手&関係者から祝福続々

「とてつもないほどの尊敬の念を抱いている」、「握手を交わし祝福したい」

 またMLB公式サイトでは歴代9位の3319安打を放っている殿堂入り選手、ポール・モリター現ツインズ監督もそのキャリアや技術を称賛。

「彼は安打を打つためにプレーしてきた。可能な限りヒットを打つことが彼のチームを助ける最良の方法だと考えたからであり、そして彼はそれをとても上手くこなした。とてつもないほどの尊敬の念を抱いている。月間50安打なんて野球選手にはまれなものを、彼は(2004年に)3回やった。

 彼のように日本でプレーした年月を経て遅くこちらに来ていながら、こちらで3000安打を放つ機会を得るだなんて、それはとてもスペシャルなことだ。高いやる気に満ちた男だ。近く引退しようなんてつゆも思ってないだろうね。極めてユニークなスタイルをとっているが、それはとても効果的だと証明され、彼を殿堂入りに至らせた」

 そうコメントしている。モリター氏はマリナーズ時代に打撃コーチを務め、イチローとは特別な絆で結ばれている。また、三塁打での3000安打達成はこれまでにモリター氏だけで、試合後の記者会見では「打球が上がった瞬間は(フェンスを)越えてほしいと思いました。ただ、結果的には、三塁打で決めたというのはポール・モリターと僕ということだったので、結果的にはそのほうが良かったなというふうに思いました」と話していた。

 また歴代3位の3771安打をマークし、同じく殿堂入りを果たしているハンク・アーロン氏も以下のように賛辞を贈っている。

「彼のキャリアを通してのパフォーマンスに、私はとても感銘を受けてきた。3000安打を放つこと、ごく少数しかこれを達成したと言うことはできない。500本塁打もまた別の偉大なマイルストーンとされている。しかし彼の3000安打は、日本とアメリカとの両方でどのくらい彼に一貫性があったのかを示している。

 彼が殿堂に全てを寄贈するつもりだと聞けてとてもうれしい。マイルストーン達成後にそれを行った選手はこれまで2人しかいなかったはずで、それは私とトム・シーバーだ。彼がまたここ(アトランタ)に来た際には、降りていって、彼と握手を交わし、祝福したいと思う」

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