【高校野球】強力打線の山梨学院が快勝 原爆の日、長崎勢初戦飾れず

初回に2点を先制&効果的に追加点

 9日に行われた夏の甲子園3日目、第2試合は5年ぶり6回目の出場となった山梨学院が長崎商業を5-3で破り、初戦を突破した。元長崎・清峰で2009年選抜優勝を果たした吉田監督が、2013年に同校監督就任後、夏の甲子園初勝利を挙げた。

 山梨学院は初回に1番の土田がヒットで出ると2場宮下が左翼へ先制二塁打。2人で先取点をもぎとると流れをつかんだ。3番知見寺もタイムリーで続き、2点を奪った。3回、7回にも効果的に加点。投手も吉松、栗尾のリレーでリードを守った。

 この日は71回目の原爆の日。長崎代表が同じ日に甲子園で戦った。甲子園でも原爆が投下された11時2分、試合中の長崎商業ナインは黙祷を捧げた。勝利を届けることはできなかったが、躍動する姿を地元に届けた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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