ロッテが1安打完封負け 伊東監督はSB千賀に脱帽「年イチのピッチング」

3投手に11三振奪われて完敗、「ノーヒットノーランされなかったのが救い」

 ロッテは13日、本拠地でのソフトバンク戦に0-3で敗戦。唐川、石川で2試合連続完封勝利の後は、あわや無安打、無得点試合の危機だった。

 伊東監督は試合後、「1安打でも出て、ノーヒットノーランされなかったのがせめてもの救い。(先発の千賀が)狙い球を絞れといっても、真っすぐ、フォークとどれも良かった。年イチのピッチングじゃないすか」と脱帽するしかなかった。

 7連敗阻止へ、7回まで気迫の投球を見せた千賀、8回から登板のスアレス、中7日の登板で万全のサファテと、1安打の完封リレーを許した。4回2死から首位打者の角中が千賀の150キロの外角速球を中前に弾き返したのが唯一の安打で、デスパイネが四球で2死一、二塁としたが、福浦は151キロの速球に二ゴロに倒れた。

 結局、150キロを超える3投手のリレーの前に、11三振を奪われる完敗で「完全にやられた。明日切り替えるしかない」と14日に先発するエース涌井に託していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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