MLBでも信頼勝ち取る元燕バーネット 評価上昇「打ち崩すのは困難な投手」

レンジャーズ監督「確信と自信が存在」

 6月中旬まで現在ほど安定した成績を残せなかった理由について、本人は「当初はストライクゾーンにボールを集めすぎていた。完璧であろうとしすぎてしまって、それが悪い結果となってしまっていた」と振り返ったという。ただ、ヤクルトでの経験も生きたのか、右腕は徐々に適応し、結果を残してきた。その裏には、日本時代と同じような「努力」があることも間違いないだろう。

 記事では、「バニスターは、球団がスプリングトレーニングの時点からバーネットに可能性を感じていたと語った」と言及。ジェフ・バニスター監督らの評価は当初から高かったようで、「攻め方や制球、フォームの問題から4月から5月にかけて22.1回で自責点7を喫していた」と分析している。

 指揮官は記事の中で「彼はルーキーなんだ。MLBで投げられるということを証明しなければならなかった。毎回、彼がマウンドに上がる度、そこには確信と自信が存在している。適応というよりはそういうことなんだと思うよ」と語っている。

 憧れ続けたメジャーの舞台で、奮闘を続けるバーネット。確かな実力で、信頼を勝ち取っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY