マ軍が獲得検討も…Aロッドに“復帰”の意思なし? イチロー出場は「急増」へ

指揮官はスタントン不在での戦いに自信、地元紙は「イチローの出場機会が急激に増えるだろう」

「ジャンカルロについてネガティブなことを言っているわけでなないよ。これまでのマーリンズについての記事は、ジャンカルロとその他平凡な選手たち、という感じだったと思う。今、チームは優秀な選手を多く抱えている。だからジャンカルロなしでは何もできないなんて考えるのは、彼らに対して本当に失礼なことだと思うんだ。不公平なことだよね」

 記事によると、マッティングリー監督はこう話したという。仮に補強がうまくいかなくても、現状の戦力でプレーオフ進出を掴む力はあると見ているようだ。キーマンの一人は、4番手外野手のイチロー。特集では「イチロー・スズキは右翼で出場機会が急激に増えるだろう」と分析している。

 もっとも、指揮官は「彼は昨年153試合に出場した。非常に多い数字だと思う。誰にとってもね。40代なら尚更だ。18連戦で彼を使い果たすつもりはないよ。何日か休みを与えて良い状態を保ってもらいたいんだ」とも話しているという。記事では、イチローが昨年9月に打率.139、出塁率.171、長打率.153という数字に終わったことにも触れており、完全にレギュラーとして出場することはやはりなさそうだ。

 マーリンズはAロッドなしで戦い抜くことになるのか。主砲不在の危機で、イチローが存在感を見せることが出来るのか。今後の戦いに注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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