イチロー“MLB盗塁王”に並ぶ23年連続2桁盗塁 42歳以上の10盗塁は史上4人目

打っては21度目マルチ安打、メジャー通算3011安打で歴代単独27位浮上

 マーリンズのイチロー外野手が29日(日本時間30日)の敵地メッツ戦で今季10盗塁目をマークした。これでメジャー16年連続2桁盗塁を達成。また、オリックス時代からは23年連続2桁盗塁という偉業となった。メジャー記録はMLB最多1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソンの23年連続。イチローは日米通算でその大記録に肩を並べた。

 ベテラン外野手の2桁盗塁達成は現地でもすぐさま話題となった。ESPNのクリスティアン・モレノ記者は42歳以上の2桁盗塁がR・ヘンダーソン、オマー・ビスケル、ホーナス・ワグナーに続き史上4人となったことを自身のツイッターで速報。また、MLB公式サイトのデビッド・アドラー記者もツイッターで、16年以上連続で2桁盗塁を達成した選手が10選手しかいないことをレポートしている。

 メジャー歴代35位の通算508盗塁をマークしているイチロー。また、この日は好走塁で二塁打を記録するなど自身21度目のマルチヒットもマーク。通算3011安打とし、ウェイド・ボッグスを抜いて歴代単独27位に浮上している。42歳にして驚異のスピードを誇るベテランは今後も偉業を刻んでいくに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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