広島・福井、登板回避は右手の異常が原因 病院へ直行&登録抹消へ

当初は首痛発表、緒方監督が試合後会見で事情を説明、M10にも笑顔なし

 広島は31日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に3-0で勝利した。2位の巨人が敗れ、優勝へのマジックは10になったが、先発予定だった福井が登板を回避するアクシデントもあり、試合後の緒方監督に笑顔はなかった。

 福井は、試合直前までベンチ前でキャッチボールを行っていたが、ベンチに呼び戻され、先発のマウンドには薮田が上がった。試合中までは、首痛のため先発を回避という発表だったが、「試合前でのブルペンで、右手に力が入らないということだった。本人は何としてでも投げようとしていたが、我慢をしながらやっている表情だったので、トレーナーとコーチがストップをかけた」と、試合後の会見で緒方監督が事情を説明した。

 緒方監督は、「急遽のことだったので、相手ベンチに行って、ラミレス監督に事情を説明した。相手には申し訳ないことをしてしまった」と、試合直前の不手際を反省した。

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