ロッテ・チェン、新妻に捧げる今季初勝利 「1勝の半分は奥さんのおかげ」

6回途中1失点で勝利、伊東監督も評価「チェンがよく投げた」

 ロッテのチェンが1日のオリックス戦で今季初勝利を挙げた。

 6月4日のDeNA戦以来の先発。6回途中で降板したが、89球を投げて4安打1失点で、伊東監督も「チェンがよく投げた。テンポもよかったし、制球もまとまっていた」と評価した。悪ければ即リリーフの予定だったが、6回まで1失点は上出来。お立ち台では、お約束のギャグで「チェンチェン大丈夫」と話し、スタンドを沸かせた。

 右打者へのクロスファイヤー気味のストレートに、ブレーキがきいたカーブで緩急をつけた。4回は3連打で大量失点のピンチも、T-岡田が三塁をオーバーランする走塁ミスなどにも助けられた。

 2軍では肩の筋力強化にも取り組み、ストレートの威力は増している。今年1月には台湾国立体育大卒の銀行員、シュウ・ツーティンさんと結婚。異国の生活で、結果が出ないチェンを支えている。9月17日が23歳の誕生日だそうで「この1勝の半分は奥さんのおかげ。奥さんにプレゼントしたい」と愛妻家ぶりを見せていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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