上原復帰に現地も沸く「コウジ復活!」「あのイニングは最高だった」

パドレス戦で約2か月ぶり登板、ファンも「コウジは最高だった」

 7日(日本時間8日)の敵地パドレス戦で約2か月ぶりに登板し、1回無安打2奪三振と完璧な投球を見せたレッドソックスの上原浩治投手。7-2の勝利に貢献したベテラン右腕の好投に現地も沸いている。

 上原は7月19日のジャイアンツ戦でアクシデントに襲われて緊急降板。右胸筋により長期離脱となり、今月5日(同6日)に故障者リスト(DL)から復帰した。

 そしてこの日は4点リードの8回に先発プライスの後を受けて登板。するとMLB公式サイトのイアン・ブラウン記者は「コウジ・タイム」とツイートし、右腕の復活のマウンドを盛り上げた。

 先頭のジェイ、続くウォレスを連続で空振り三振に仕留めると、最後のマイヤーズも打ち取った。直後、レッドソックスの公式ツイッターは「コウジが復活! そして、3者凡退の活躍!」と速報。「コウジはあのイニングで最高だった。まさにレッドソックスが求めているもの。本当に復活することを願う」「キンブレルよりもいい」と反応するファンもいた。

 一方、地元紙ボストン・グローブのピート・エイブラハム記者も自身のツイッターで「7月19日以来の登場。コウジ・ウエハラは2三振を含む、3者凡退に。ウエハラは(終盤戦で)重要な要素となり得る」とレポートしている。

 この日の勝利でレッドソックスは78勝61敗でブルージェイズを上回り、ア・リーグ東地区単独首位に立った。2013年のワールドシリーズ制覇に守護神として貢献した上原の復帰に、ボストンは沸いているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

CATEGORY