イチロー、マエケン攻略の口火で勝利貢献も「日本人投手との対戦で苦戦」!?

最も多く対戦しているのは松坂、ダル&野茂には3割超え

 米データサイトの「Baseball-Reference.com」によると、メジャー16年目を迎えたイチローは過去、24人の日本人投手と対決。最も多く対戦しているのは松坂大輔(現ソフトバンク)で32回の対決で27打数7安打3打点で打率.259。また2番目に多いダルビッシュ有(レンジャーズ)に対しては22打数7安打2打点で打率.318、3番目に多い野茂英雄には12打数4安打1打点で打率.333と、2投手には3割超えを果たしている。

 一方、4番目に対戦が多い上原浩治(レッドソックス)には13打数2安打6三振で打率.154と抑えられており、5番目の岩隈久志(マリナーズ)にも11打数1安打、打率.091と分が悪い。また、24投手との通算対戦成績は158打数42安打で打率.266。イチローのメジャー通算打率が.313であることを踏まえれば、「苦戦」しているという印象なのかもしれない。

 それでもこの日は前田に対して価値ある一打を放ち、勝利に貢献したイチロー。この日、4打数1安打1得点で打率.296。9月は打率.313と調子を上げており、シーズン通算での3割復帰も目前に迫っている。

 以下はイチローと日本人投手とのメジャー対戦成績。(※データはBaseball-Reference.comより)

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