西武の日台交流 日本でも「ライオンズデー」開催で「間違いなくメリット」

コラボイベントは「来年以降も継続」、お互いのファンが増えるように

 そして8月の「統一セブン-イレブンライオンズデー」。スタンドには統一セブン-イレブンのユニホームを着た埼玉西武のファンや、はるばる台湾から来た統一セブン-イレブンのファンの姿も見られた。

 また、チームに帯同していた統一セブン-イレブンの蘇泰安総経理(GM)は「これからもこのような交流イベントが続いて、もっと台湾のファンに埼玉西武ライオンズさんの魅力を広げて行きたい。統一セブン-イレブンライオンズの日本での知名度をもっと広げられたらと思います」と今後のさらなる両球団の交流に向け意気込みを語った。

 渡辺SDは7月に台湾を訪問した際、「統一セブン-イレブンの選手・コーチを、埼玉西武が行う南郷秋季キャンプに招待する計画を考えている」と現地メディアのインタビューに答えた。将来的には交流試合、または台湾でのレギュラーシーズン開催も視野に入れている。

 市川氏は「今年コラボイベントを開催して、間違いなくお互いにメリットがあったと考えています。来年以降も継続して行い、台湾で埼玉西武のファンが、日本で統一セブン-イレブンのファンが増えるように展開していきたいですね」と展望を語った。埼玉西武と台湾野球の密なる関係、発展に、今後も大きな期待がかかる。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

武山智史●文

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