25年ぶりのリーグVに沸く広島で…倉と廣瀬、2人のベテランが引退へ

プロ野球記録の15打席連続出塁、低迷期の広島を人気面でも支えた廣瀬

 廣瀬は大分・佐伯鶴城高から法大を経て2000年のドラフトで広島を逆指名し入団。即戦力の期待通り1年目から80試合に出場したが、なかなかレギュラーには定着できなかった。

 ブレイクしたのは2010年。10年目のこの年は開幕から定位置をつかみ、打率.309。12本塁打、57打点とキャリアハイの数字をマーク。オールスターに初出場し、ゴールデングラブ賞も獲得した。

 2013年にはプロ野球記録の15打席連続出塁を達成。低迷期の広島を人気面でも支えた。度重なるけがにも泣かされて、ここ2年は1軍出場なし。通算成績は977試合に出場し打率.273。595安打、51本塁打、25打点だった。

 25年ぶりの優勝に沸く中で、2人のベテランがユニホームを脱ぐことになった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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