日ハム大谷、天王山に先発へ リアル二刀流起用では防御率0.39&打率.412

ソフトバンクとゲーム差なしで激突、栗山監督は「選手を信じていく」

 日本ハムの大谷翔平投手が今季9勝目を目指して、21日にゲーム差なしの首位ソフトバンクとの天王山第1戦(ヤフオクドーム)で先発する。

 栗山英樹監督はこれまでに指名打者制を放棄した「先発投手&打者」の二刀流起用を示唆している。ここまで投手では8勝4敗、防御率2.12。打者では主に3番として打率.318、22本塁打、65打点を残している。さらに、リアル二刀流で出場した6試合は投手で6勝0敗、防御率0.39。打率.412、1本塁打、3打点と高いパフォーマンスを見せている。

 今や打線に欠かせない存在となっているが、優勝をかけた大一番で大谷の投打に渡る活躍は見ることが出来るのか。栗山監督は「戦略、戦術。 使い方に関しては、本当にこれ以上ないぐらいに考えた。明日は普通に。よりシンプルに。選手を信じていく方がいい」と話すにとどめている。

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