前田健太、今季年俸10億超に “新相棒”とコンビでも「らしさ発揮」で16勝目

新たに出来高を加えて年俸総額は10億1500万円に

 2位ジャイアンツとの3連戦で2勝1敗と勝ち越し。6ゲーム差として、優勝へのマジックは「5」となった。4年連続の地区Vへ、チームを大きく前進させる1勝となった。

 また、地元紙「ロサンゼルス・タイムス」では、前田がこの試合で今季30試合登板に達し、新たに出来高150万ドル(約1億5000万円)を加えたことを伝えている。登板試合数でのインセンティブは計500万ドル(約5億0000万円)となり、基本年俸300万ドル(約3億円)、イニング数の出来高200万ドル(約2億円)、開幕ロースター入りのボーナス15万ドル(約1500万円)と合わせ、今季の総年俸は1015万ドル(約10億1500万円)となった。

 さらに、今季の投球回数は169イニングとなったが、同紙は170イニング到達でさらに25万ドル(約2500万円)が追加されることにも言及。次回登板で今季の総年俸が1040万ドル(約10億4000万円)となることは確実だ。基本年俸を低く抑え、出来高を多く付ける球団有利の契約には批判的な意見も多いが、前田は自らのピッチングで報酬の“大幅アップ”を勝ち取っている。

 ルーキーながら、先発ローテーションの柱として獅子奮迅の活躍を見せている右腕。次回登板で日本人1年目の最多記録となる17勝目を目指す。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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