ダルビッシュのレンジャーズ2季連続地区V 指揮官「まだ第1ステージ」

目指すはワールドシリーズ優勝! エース左腕ハメルズ7回無失点の快投!

 ダルビッシュ有投手の所属するレンジャーズは、23日(日本時間24日)、敵地でのアスレチックス戦に3-0で勝利し、2年連続でア・リーグ西地区優勝を決めた。

 大事な一戦で先発を務めたのは、エース左腕のハメルズ。最近は安定しない登板が続いていたが、締めるところで締めた。この日は7回を6安打7奪三振2四球で無失点とし、勝機をつないだ。打線は、アスレチックス先発グレーブマンに6回まで無安打に抑えられたが、7回先頭ゴメスの遊撃内野安打を口火に爆発。主砲ベルトレの2ランなどで3点を奪って試合を決めた。

 地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版によれば、敵地で優勝を決めたバニスター監督は「地元ファンの前で成し遂げられたら、よかったんだが。夢のような信じられない気分。でも、まだシーズンは残されている。ファンのためにも本拠地開催権を奪いたい」と話したそうだ。

 就任から2年連続での地区優勝という偉業を成し遂げたバニスター監督だが、プレーオフ進出が最終目標ではない。記事によれば「昨季の終わり方は、みぞおちを殴られたような衝撃だった。今季は(世界一に向けて)誰も疑念を持たずに開幕を迎えた。これはまだ第1ステージ。選手たちが成し遂げたいことはまだまだある」と、悲願のワールドシリーズ優勝に向けて意気込んだそうだ。

 24日(同25日)はダルビッシュが先発予定。左のエースの好投に続き、右のエースも結果を出して、チームを上昇気流に乗らせたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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