巨人が矢貫、ウーゴ,阿南ら10選手に戦力外通告

育成・田原啓、田中太らも戦力外

 読売ジャイアンツは2日、矢貫俊之投手、ウーゴ投手、阿南徹投手、田原啓吾投手、高橋慎之介投手、田中太一投手、吉川庸捕手、小林大誠捕手、長江翔太外野手、北之園隆生外野手に対して、来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。

 2008年ドラフト3位で日本ハム入りした矢貫は、2010年に1軍デビュー。当初は先発投手だったが、2012年からリリーフに転向。翌2013年には1軍で57試合に登板し、13ホールドを記録していた。2015年に矢野謙次、須永英輝とのトレードで北篤と共に巨人へ移籍。今季はわずか8試合の登板にとどまっていた。

 2011年育成ドラフト2位でヤクルト入りしたウーゴは、1年目に支配下登録されて1軍デビュー。第3回WBCにはブラジル代表として出場した。その後は右ひじ靱帯再建手術を受け、昨年1軍のマウンドに復帰も戦力外通告。12球団合同トライアウトを受けた結果、巨人と育成契約を結び、今年3月に支配下選手に移行していたが、1軍登板はなかった。

 2009年ドラフト5位でオリックス入りした阿南は、1軍と2軍と行き来する生活をクリア消し、2012年オフに東野峻と山本和作との交換トレードで、香月良太と巨人へ移籍。巨人では、2013年に1軍昇格し、プロ初先発となった10月1日ヤクルト戦でプロ初勝利を飾ったが、2015年から1軍のマウンドに上がることはなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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