青木宣親、契約自動更新ならずもGM高評価「終盤5週間は攻撃の起点だった」

前半は打撃不振でマイナー降格も、後半絶好調で例年通りの成績残す

 9月に劇的な追い上げを見せたが、15年ぶりのプレーオフ進出をあと一歩で逃してしまったマリナーズ。シーズンは終了したばかりだが、チームは早くも来季に向けて動き始めたようだ。今オフにフリーエージェント(FA)になる選手、球団が契約選択権を持つ選手の去就について、球団公式サイトが「マリナーズが別々の道を歩む、行く末が不確かな選手も」と題した記事で、青木宣親外野手も含めた6選手の去就について触れている。

 今オフ、マリナーズの現ロースターのうち、青木の他、グティエレス外野手、リンド一塁手、ストーレン投手の4選手がFAになり、スミス外野手とアイアネッタ捕手の契約選択権は球団が保有する。記事によれば、ジェリー・ディポトGMは「全員と(再契約の)可能性を見てみる」と明言。だが、記事では「おそらく再契約するのは2名ほどだろう」と推測している。

 その中で「興味深いケース」として最初に検証されているのが、終盤に大活躍した青木だ。今季480打席に到達すれば、来季契約550万ドル(約5億5700万円)が自動更新されるオプションがついていたが、最終的に467打席にしか達せず。シーズン中に2度マイナー降格した影響もあり、あと13打席足りなかった。開幕当初は、マイナーで打撃調整が命ぜられるほどの打撃不振だったが、球宴後にメジャー昇格後は絶好調。最終的には、打率.283、出塁率.349、長打率.388という成績を残した。

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