イチローは来季も不可欠!? マ軍監督「我々が望む役割を他に任せるのは困難」

フェルナンデスの悲劇は「大きな穴を残していった。心だけでなく、クラブにも」

 死去する5日前には婚約者の妊娠を発表していたフェルナンデスの急死。後日のメッツ戦では試合前にセレモニーが行われ、ほとんどの選手・スタッフが涙を堪えられなかった。あまりにも悲しい出来事となったが、チームとしても大きな痛手となったことは事実。マッティングリー監督は「ホセは大きな穴を残していった。心だけでなく、クラブにも。代わりなんているのか?」と話したという。

 さらに、記事では、順調にいったこととして「イエリッチの急成長」「若い投手陣の台頭」「ベンチ、フロントに安定感」の3つを挙げ、一方で順調にいかなかったこととしては「二遊間の得点力」「チェン・ウェインが機能しなかった」と列挙している。

 昨オフに5年8000万ドル(約82億円)の大型契約で獲得した元中日の左腕チェンについては「フェルナンデスに次ぐ投手になるはずだった。しかし、そうはならなかった」と厳しく指摘。「防御率4.96、WHIP(1イニングあたりの安打+四死球)1.28を記録し、被安打数そして被本塁打数は自身過去ワーストの数字となっている。加えて、肘の張りにより2か月、戦線離脱している。1シーズンで評価されることはないが、良い第一印象を残すことが出来なかった」と振り返っている。

 そして、「これからのこと」という項目で挙げられているのが、イチローだ。今季はメジャー通算500盗塁、日米通算安打数でのピート・ローズのメジャー最多安打記録(4256本)更新、史上30人目のメジャー通算3000安打など数々の偉業を達成。また、143試合に出場して最終戦でメジャー通算2500試合出場となり、打率.291の好成績を残した。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY