ダルビッシュも打たれ敗退危機のレ軍、元広島ルイスに「一縷の望みかける」

負ければ敗退の一戦で先発、「ルイスこそがその役目に適任」

 今季リーグ最高勝率を記録したレンジャーズが、ポストシーズン敗退の危機に瀕している。ワイルドカードゲームを勝ち上がってきたブルージェイズとの地区シリーズ第1戦をエース左腕コール・ハメルズで1-10と大敗で落とすと、第2戦のダルビッシュ有も5回を投げて4被弾を含む5安打5失点と炎上。3-5で敗れて2連敗となった。本拠地2試合で王手をかけられるというまさかの展開となったが、地元紙は敵地での第3戦に先発する元広島の右腕コルビー・ルイスに「一縷の望みをかける」と伝えている。

 ルイスは昨季、レギュラーシーズンで17勝(9敗)を挙げる活躍を見せたが、同じ地区シリーズでブルージェイズに2勝3敗で屈したポストシーズンでは先発機会がなかった。第4戦で3回から中継ぎ登板し、3回3安打1失点で降板。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」では「昨年のポストシーズンでは、レンジャーズはルイスを先発させる機会を用意できなかった」と振り返りつつ、「今回、この選択ははっきりとしている。決してルイスに昨年出番がなかったことを詫びるための起用ではない、とバニスター監督は語った」と報じている。

 今季、ルイスは19試合に先発して6勝5敗、防御率3.71の成績をマーク。また、ポストシーズンでは過去9試合に登板(8先発)し、4勝1敗、防御率2.38という好成績を残している。

「感傷的になっている余裕はない、レンジャーズは何としても白星を望んでおり、バニスターはルイスこそがその役目に適任だと信じている」

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